明日からこなくてよい,クビだ,と言われたら(札幌)
当事務所では,解雇(クビ)などの労働相談を承っています。
札幌市中央区 石原拓郎 司法書士・行政書士・社会保険労務士事務所
当事務所のHP http://ishihara-shihou-gyosei.com/
TEL:011-532-5970
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社長や上司が,「明日からこなくてよい。クビだ。」と言われたら,
売り言葉に買い言葉で,
労働者は,「じゃ,今日で辞めます。」と言っていけません。
合意退職が成立する可能性があるからです。
合意退職の成立があったと判断される場合,解雇予告手当(最大30日分の給料)を請求することはできません。
とくに,会社側からサインを求められた「退職願や辞職願」というような書面には,サインを拒絶しましょう。
これらの書面は,会社側に有利な内容になっているからです。
したがって,労働者が取るべき対応は,「解雇ですね。」と確認することです。
解雇であれば,最悪でも解雇予告手当(最大30日分の給料)を請求できますし,
解雇無効を主張して,労働をしていなくても給料を請求することができる場合があります。
*労働者が返答に困るようであれば,「返答はせずに無視して帰宅し,すぐに労働相談することが重要です。」